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異常性愛
第10章 底流
斜め前では初老男性にフェラチオをする女が、音をたてながら陰茎を吸っている。
キュボ・・キュボ・・・キュボ・・・キュボ・・・
その吸い込み音が聴覚を刺激し、私の陰茎を膨らませ始めた。
スレンダーなその女は色白のショートヘアで、小柄で締まった体つきは私の好みだった。
男たちに指示されたのか、自ら仕込んだのか、紫色のスポーティなTバックを着け、カチンと張りのある筋肉質な尻を、親指を小さく重ねた足の裏にのせている。
初老男性がショートヘアの頭を押さえ喉の奥を求めると、女は前屈みにその尻を少し浮かせ、初老男性への奉仕に入念だった。
『いつも、こんなですか?』
すぐにでもショートカットを抱きたかったが、ハッタリを効かせるため私は余裕を見せた。
----(がっついたところで一晩ある。先はまだ長い。)
『まぁそうだな。一時期より少し落ち着いたが、やめられん。まぁ道楽のひとつだよ。ほほほっ。』
『そうなんですか、彼女らは?』