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異常性愛
第10章 底流
  
『きれいな人ですね。おいくつぐらいなんでしょう?』

『オンナに歳を聞くのかね?ほっほっ!ひどい男だなキミはぁ、ほほほっ!』

初対面に裸で股を開いてる女に気遣いなど無用だろう。

『まだ三十過ぎたとこだ。』

初老男性が話に割って入った。

『確か三十二か三だ。先週、彼女誕生日でね。逢ってたんだよ。』

『おっ先生、隅に置けませんなぁ。ほっほっ!お祝いは先生の大砲ですか!ほほほっ!』

『いや、なんとかっていうクルマだよ。小型で屋根のないオモチャみたいな。高く付いたよ、ははは。』

『けっこうですなぁ。長谷川君!やはり我々もさっさと開業せんといかんなぁ、ほっほっ。』





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