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異常性愛
第11章 アフロディーテの慟哭
『ハニートラップかぁ・・。』
-----(そういや俺もそうだな。完全に巻き込まれてる。)
『支配人はあたし以外じゃ言うこときかないって。ここに旦那さんたちが来る前には必ず相手しろって。そしたらここを自由に使える。いろんな人たちの利害が重なったのね・・・。その代わりもう、夜は来なくていいって。それが前の奥様と別れて、あたしと結婚する条件・・・。』
『はぁ?離婚してたのか。』
『もう、出世しちゃってるから、怖いもの無いのよ。』
グラスを空けた涼子は酒を注いで私に手渡すと、カウンターチェアに腰掛けた。
バスローブの裾が肌蹴け、長い脛の稜線が輝く。