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第12章 独裁者の嘆き

　　
《ほほほっ届いたか？涼子のエロ写真。》

『ええ、届いてますよ。』

《どうだ？いつも通りの顔してるか？》

『どういう おつもりですか？』

《キミを好いておる女がこうなるのだぞ。ほほ、惚れたハレた言っても、女など結局はこんなものだ。　ほほほっ！》

『嫌がらせですか？みっともない。』

《ほほほ！私の妻を寝取るキミはみっともなくないのかい？ここでオンナを抱いたのなら、キミも同じじゃないか？　ほほっ。》

――――（こいつ減らず口を・・・。）

《とにかくっ！機嫌を直せっ！こっちへ来なさい。》

『奥様からは行かないように言われてます。』