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異常性愛
第13章 塊
  
シーツに顔を埋め、喘ぎ続ける涼子。
横顔が切なくゆがむ。

私が涼子を抱くのは、今日が最後になる。
思えば、ベッドで涼子を抱くことは滅多になかった。
いつも狭い場所で息を潜め、スリルを味わうセックスに溺れた。

私は涼子を大切に扱わなかった・・・。

もっといい場所で、もっといい時間を過ごせていたら、今とは違う結果になっていたかもしれない。
もっと早く出会い、涼子に気付くことができたなら、一生を賭けて素直に愛せていたかもしれない。

だが私は涼子ではなく、晶子と出会い、伴侶とした。
だからこそ、晶子と一緒になれたことには必ず意味がある。
その意味を見つけなければ、私が生きたことにならないだろう。

不貞は許されないことだ。
だが私の生において、それは全く無意味なものではないのかもしれない。


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