この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第13章 塊
  
ベッドルームの入口付近で、涼子を抱いた私の前に長谷川が立ちはだかった。

『長谷川さん、おひらきですよ。
 そこ、どいてください。』

私を睨みつけたまま長谷川は動こうとしない。
長谷川は私のせいで亭主に蹴り上げられ、無様な姿を晒した。
私に憎悪を抱くのも無理は無い。

『長谷川さ・・先生、時間がないんです。』

なおも長谷川は拳を震わせ、私を睨む。
面倒くさいヤツだ。
涼子を降ろそうとした その時、腕の中で涼子が口を開いた。

『先生、先生のそういうとこよ。
 モテないの・・・。』

諭すような涼子の言葉に、長谷川は息を飲み、下を向いた。

『センセ!はせがわセンセー、
 いらしてっ、こっちぃ。あはは。』

甘ったるい声で優子が長谷川をベッドに誘う。
私は長谷川に道を空けた。

『お呼びですよ。センセ。』

長谷川は不機嫌な表情を隠さずベッドに向かい、開業医と優子を奪い合い始めた。


/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ