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異常性愛
第2章 涼子について
膣の中ですべてを出し切って、涼子を授乳ベッドへ放した。
涼子の太腿を、泡立った私達の体液が伝い落ちた。
突として始まった人妻との白昼のセックス。
この空間は日常の中にぽっかり開いたブラックホールのようなものだ。
非現実のような現実。
その証拠に扉の向こうの店内には軽音楽が流れ、来店客が買い物をし、今この時も多くの人々が淡々と日常を積み重ねている。
そのショッピングモールの一角、扉一枚隔てた¨お客様用トイレ¨で、喘ぎ声を殺した一組の男女が下半身だけを露わにし、人々の日常の真横で淫欲に溺れていたのだ。