この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第14章 宿怨
  
対向車線の先頭に、信号待ちをするパトカーが目に入った。

慌ててブレーキに踏み換えると、車はタイヤを鳴らして暴れた。
車内の荷物が一斉に前へ移動し、背もたれにドンッとぶつかる。
フロントガラスへ私を押し付けようとする慣性に、両腕を突っ張って逆らい、微妙なハンドル操作で車を制御した。
不自然にノーズを左に向け、停止線直前で辛うじて車を止めることが出来た。

パトカーの警官と眼が合う。
制帽のツバ越しの目線は、人形のように無機質で冷ややかだった。

コンソールからイヤホンを引っ張り出してコネクタに繋ぎ、涼子に電話をかけた。




/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ