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異常性愛
第15章 コンジャンクション
『いいのか?』
『いいって?』
『大事な場所なんだろ?
俺が来てよかったのか?』
優子は笑顔で頷いた。
『ディーならいいよ。他人の感じしない。』
『俺もなんだ。
ホテルで、ヤッたろ優子と・・。』
コーヒーをすすり、口の中のバゲットを流し込んだ。
『その前から・・・キスしたときかなぁ。
一緒に居て楽だったよ。』
『あは、うれしいな。』
両手で頬杖する優子は、遠くを見て満足そうに笑った。
私が居ることでこの笑顔が見れるなら、優子としばらく一緒に居たいと思った。