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異常性愛
第15章 コンジャンクション
 
『昨日難しい話してたわね。
 戦争がどうとか、権力がとか、
 あの場で聞くことない言葉だったから
 どうしたのかと思って。』

『ああ、あれね。
 あの人の考えを聞かされたんだよ。
 俺も言いたいこと言ったけどね。
 完全に負かされたよ。』

『負けちゃったの?残念ね。』

悲しげに目を細め、残念がる優子。
小学生の頃、試合に負けて悔しがる私を慰めてくれた母を思い出す。
母も私と同じように悔しがってくれた。

-----優子には母性がある。だから慰めてもらえ。

亭主の言葉がよぎる。

ベッドを出てカーテンを開けた。
太陽が少し高くなった。
湖畔のバイパスも交通量が増えて、あの忌々しい信号も忙しそうだった。



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