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異常性愛
第17章 つづら織りの海
『あるよぉ。私のまわりみんなママだよ。
ここのとこお祝いばっかりなのよ。
でも、ほぉんと、かわいいの。
おっぱい吸ってるとこなんかね。
あなたも抱かせてもらえば、欲しくなるよ。』
『そうだろうなぁ、ネズミだって種かじってたら
かわいいもんなぁ。』
『カンプはハムスターよ。
ネズミじゃないって。』
『あぁハムスターね。』
私にはカンプは派手なネズミにしか見えない。
晶子は私の顎にキスしたあと、鼻先をつき合わせた。
『あなた、赤ちゃん欲しいのでちゅか?』
『うぅん。男の子だったらいいなぁ。』
『じゃお肉食べないと、いけまちぇんねぇ。』
『そりゃ迷信だろ。』
『どうだろ?そういうよね。
あとなるべく奥で出しなさいっとかね。んふっ。』
『じゃ男だな。はは。』
『でも、あたしが身篭ったら浮気するでしょ?』
瞬間、心臓がドクンとなった。