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異常性愛
第18章 大罪
   
私の気持ちを理解し、私を庇い、
そして私を心から応援してくれている。 

私は愛されている。
そう、実感した。

ここまで来て、私はまだ逃げようとしていた。
自分を追い込みきれず、言い訳を捜していた。

晶子はそんな私を叱ったのだ。
大きな愛をもって・・・。

もし、母に会うことが私の思う最悪の結果なったとしても、私がそれを受け入れればいい。
母にもそれを受け入れる責任がある。

私と母は親子だ。

晶子はそう言いたかったのだろう。


晶子に駆け寄り、抱きしめた。
晶子はグスグスと啜(すす)り泣き、私の腕に涙の粒を落とした。



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