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異常性愛
第19章 変わらないもの
  
『ごめんよ・・だいすけ・・・ごめんよぉ!』
 
土下座するように謝り続ける、母への接し方がわからなかった。
晶子に背中を小突かれたが、私は硬直し、もう振り向くことさえできなかった。

『あなた・・お母さん・・・ね・・
 あなたにしかできないの・・・ 
 ね、助けてあげて・・おねがい。』

私の背中に額をつけた晶子の涙声で、私はやっと母の背に手を添えることが出来た。

『・・・どうかもう、直ってください。
 ・・・お顔、見せてください。』

立ち上がることのできない母の肩に手をかけ、私と一緒に母を立たせた。
華奢な母の両肩は、私と同じように震えていた。
それでも母は、自分の胸の前で併せた手を固く握り、私を拝むように『ごめんなさい』と呟き続ける。




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