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異常性愛
第20章 綾繋ぎ
『お婆ちゃん言ってた。
「大ちゃんは、よぉ走りよったよぉ、
そんでもチャロよりすばしこいから、
じいさんがおもしろがってなぁ」
だって。
お爺ちゃんもあなたの元気なとこ
見たかったでしょうね・・・。』
『ジイチャン、俺で遊んでたのかよ。
趣味悪いな。ははは。』
『お婆ちゃん、
あなたのことしか覚えてないんだって。
他のお兄さんも、お姉さんも、
「おったか?」って言ってたよ。ふふっ。』
『海、行かなかったからな。
かぁちゃんかバアチャンの膝に座ってた。
二人が奪い合ってくれるんだよ、俺を。』
『もう・・、
かぁちゃんじゃなくてママでいいよ。
あたしもその方が聞きやすいな。
ほんとのあなたらしくて。
ママかぁ。いい響よねぇ・・・。』