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異常性愛
第20章 綾繋ぎ
私の腕の中で晶子が呟いた。
『なんか、プロポーズみたいね。』
『遅くなったな、ごめん。』
『うれしいよ、あたし・・・。』
『俺もだよ。』
『愛してる・・・大輔。』
『愛してるよ、アキ・・。』
晶子は笑った。
母に抱きしめられた時と同じ、笑顔だった。
私達は唇を寄せ、吸い合った。
幸福だった。
晶子に被さり、性器を繋いだ。
一瞬顔をゆがめた晶子はゆっくり表情を緩め、その奥に微かな笑みを見せてくれた。
ゆっくり、ゆっくり膣を確かめるように陰茎を往復させ、私はその間も休みなく晶子にキスを繰り返した。