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異常性愛
第21章 ギブ・アンド・ギブ 前編
首の裏に鼻息を感じた優子は、それが少し気になったようだ。
『汗、臭くない?あたし。』
『臭いよ。』
『やだ。匂わないで。』
優子は肩を竦(すく)ませて私を押し出そうとしたが、力ずくで優子の首を倒し、開いた襟首に覗いた項を舐めた。
『いや・・、ディー・・・。』
産毛のザラッとした舌触りと汗のしょっぱさ。
自分でも不思議なくらい、優子の分泌物に抵抗がなかった。
『いいんだよ。
旨いんだ、お前が。』
『恥ずかしいよ・・・。』
『いいから、
もう少し舐めさせろよ・・。』
『あぁん・・・。』
優子の首筋を舐め尽して味が薄くなると、それ以外の味の濃い部分を探した。