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異常性愛
第22章 ギブ・アンド・ギブ 後編
『ゆうこ、ここに来てくれ。』
胸元に優子を誘った。
『やだ。』
『なんでだよ。』
『かわいい、かわいいするんでしょ?
なでなでってするんでしょ?
だからヤダ。』
『お前、何、言ってんだよ。
おかしいよ。』
『知らないっ。』
私の太腿に頬を乗せ、優子はへの字に口を結んだ。
優子の可愛げが私をくすぐる。
『あら、拗ねたか?』
『そう、拗ねてるの。』
『らしくないじゃん。』
『かな?』
『だよ。』
足を滑り込ませて優子を持ち上げ、私の胸に帰還させた。
『・・っと。おかえり。』
『ただいま。』
優子を抱き、髪を撫でた。