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異常性愛
第22章 ギブ・アンド・ギブ 後編
胸元の優子は、やはり馨香(けいこう)を漂わせる。
射精を終えたばかりの陰茎に、早速血液が集まり始めた。
『なぁ、優子。
前にハッキリ言えって、
言ってたよな。』
『言ったよ。
ぅぅん、
言わなきゃよかった。』
首を振る優子の頭髪から、芳香が私に届く。
『俺さ、お前に捨てられるのが怖いんだ。
だから先に逃げようとしてるんだ。』
『あたしがディーを捨てるの?
あたしがお願いしてるのに。』
『人の気持ちなんてわからんよ。
いつどうなるか・・・。
俺だっていつまでも若くないぜ。
ゴリラみたいなセックスも
できなくなる時が来るよ。』
『ゴリラだって。ふふ。』