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第22章 ギブ・アンド・ギブ　　後編

　
『今は俺を好きなんだろうけど、
　さっきのデザイナーみたいになるのは嫌だな。』

『他にイイのがいたら行けって言ってたのに？』

『ああ、言った。
　でも、それも、もう許せない。』

『いい女だから？』

『そう。いい女だから。
　オッパイもデカイし、
　フェラもうまい。
　おまけに可愛いくて優しい。』

『おまけなのね。ふふっ。』

『その、おまけが邪魔なんだよ。
　だから、困るんだ。
　ヤるだけなら悩まないよ。』

『だったら、ディーの気持ちだって
　いつ変わるかわからない。』

『確証はないよな・・・。
　言ってたな、おまえ。』

『そうよ、先のことは何も決まってないわ。
　それだけは、決まってる。』