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異常性愛
第22章 ギブ・アンド・ギブ  後編
  

男は論理的に話せなくなっている。
女に惚れると、別れ際にここまで薄汚くなってしまうものなのか。
私にはちょっとしたショックだった。
同時に、こんな男に結婚を迫られるような付き合いをしていた優子に苛立ちを覚えた。

『今、優子を抱いてる。』

《は?なに?》

『だから優子とヤッてんだよ!
 アンタがちょこちょこ
 くだらねぇ電話してくっから
 セックス中断すんだろうが!
 話があるんならここへ来い!
 場所も教えてやる!』

男に怒鳴った。
来るならいくらでも相手してやるつもりだった。
優子のためにではない。
この気の毒な男を、早く諦めさせてやりたかった。
将来の自分と話しているようで、自分の心に影が差していくのがわかった。


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