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異常性愛
第24章 月
『今日はお姫様だっこなんだ。うれしっ。』
ポンとベッドに放り投げるまでが、ベッド以外でセックスをしたときの決まりのようなもので、ベッドで跳ねてコロコロと転がるのを、優子はいつも楽しんでいる。
『そらっ。』
『ひゃっ!気持ちいい!』
ポンポンと跳ねた優子はベッドに転がってはしゃぐ。
私がその横へダイブすると、暴れたマットレスが優子の身体を一瞬、宙に浮かせた。
『わっ!楽しっ!』
優子は声を出して笑い、キャッキャッと陽気に騒ぐ。
真美のことは無罪放免になりそうだ。