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異常性愛
第24章 月
『俺、冷たくない?カラダ。』
『そんなことないよ。暖かいよ。』
『冬、ダメなんだよ。
毎年、寒くなってないか?』
『筋肉マンだからよ。
もっと脂肪つけないと。』
『ここみたいにか?』
尻を掴むと、優子はパッと目を開いて唇を蕾(つぼ)ませた。
『それは必要悪よ。避け難いわ。』
『無いと困るか。はは。』
『栄養を溜めるのよ、こことか。』
優子は乳房に視線を落とした。
『容量がすごいね。』
『ディーは好き?これ。』
『好き好き。夢心地。』
『だけ?』
『その中は、もっと好きだよ。』
優子は胸元に手を当て、アゴを引いて私を見つめる。
『好き・・・。』
『愛してるよ。』
微笑み合った。