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異常性愛
第24章 月
『どうしたの?怖い顔して。』
『あ、いやいや、寒そうだな外。』
『そうねぇ・・・って嘘ばっかし。
真美ちゃんのことでしょ。こらぁ。』
『違うよ、
お前が思うほど真美に興味ないよ。
嫉妬なんていらないと思うよ。
ムダムダ。』
『そう?』
素直な反応を見せる優子がかわいい。
優子の髪を撫でた。
話題を変えてやらなければいけない。
『たださ、仕事が絡むだろ?
そうなると厄介さ。
俺は真美の醜態も見てるし、
先生の性癖も知ってる。
おまけに先妻は涼子で、
俺はそれとデキてた。
そこへ真美がお任せの発注だぜ。
普通の仕事じゃないよ。』
『儲けちゃいなさい。』
『そりゃ、まぁ、
安物は映えない住まいだから、
額は張るよ。』
『そこだけを見るのよ。』