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異常性愛
第24章 月
チアキに手伝ってもらい、週末を挟む四日間でプランを仕上げ、分厚いプレゼン資料を拵えた。
上司は年内の年次目標を達成できそうだと喜び、私を食事に誘ってくれたが、チアキを小間使いにした手前、私だけが褒美をもらえない。
上司の誘いを断り、私はこっそりチアキにささやかな昼食をご馳走した。
その帰り、コーヒースタンドでチアキと一服つけた。
『大輔さん、ボーナス、上がっちゃいますね。』
『んなもん知れてるよ。』
『それにしてもアノお宅は凄いですよねぇ。
それにあの若奥様、
すんごい品があって素敵だわ。』
チアキにはそう映るようだ。
『チアキちゃんより若いんじゃないかな。』
『えぇ!見えない。』
『女の人の年齢ってわからんよね。』