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異常性愛
第25章 おまじない

『だろ。だから、
ホントはこういうのない方が
お客さんと話せて仲良くなれるんだよ。
人付き合いも一緒だよね。』
『でも、大輔さん何でもできるんですね。』
『こういうのは苦手なんだけど、
出来ないことは手伝ってもらうんだ。
助け合うんだよ。
これもウチの女の子が作ってくれたんだよ。
よく出来る子でね。』
チアキの作った3Dデータは完璧だった。
おかげで真美が興味を持ち、前のめりに話を聞いてくれている。
『ほらここ、子供部屋。
床材をね、これ。柔らかいだろ?』
立体化した仮想の新居の子供部屋を見せ、そこで使う現物サンプルを触らせる。
『あぁ、なんか優しい手触り。
子供にいいかも。怪我しないですね。』
『そうだろ。すぐに汚してくれるだろうから、
張り換えやすいようにここでさ、
色分けしとけばいい。どう?』
『うん、いいですね。』

