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異常性愛
第26章 ならず者の食卓
   
『やぁやぁ、
 久しぶりだなぁ、ほほほ。』

ネクタイを緩めながら亭主がリビングにやってきた。

『先生、ご無沙汰しておりました。』

『すまんね、呼びつけて。
 さ、かけて。』

私の肩をポンと叩き、亭主はドスンと椅子に座った。

前を通り過ぎる際に加齢臭がツンと匂う。
瞬間、若い真美を抱く老いた亭主の姿を想像して、少し嫌な気分になった。

『家の方は済んだのかい。』

『ええ、今日、予定してた分は。』

『そうか、そりゃいい。
 真美、納得できたのか?』

『ええ、
 すごくいいプランを考えてもらえて。
 納得してます。』

真美は私を見て微笑んでいる。




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