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異常性愛
第26章 ならず者の食卓
『そりゃ、車でしょ。
先生、真美ちゃんは人間ですよ。
心があって、感情があって、
物事を考えるんです。機械じゃない。』
『大輔クン。相変わらず
キミとの議論は楽しいね、ほほほ!
フェラーリだって真美だって、
好きに変わりはない。捉え方の問題だ。』
『真美ちゃんの求める愛と、
先生の愛し方には差がありすぎますよ。』
『キミは優子の求める愛し方で
優子を愛せてるのかい?』
『わかりません。
それは優子の気持ちですから。
でも彼女は不倫相手です。
優子はその立場をわきまえていますよ。
真美は先生の妻じゃないですか。
先生ならよそでいくらでも
女をいたぶれるじゃないですか。
真美以外を虐めればいい。』