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異常性愛
第26章 ならず者の食卓
『抱いてくれるか!
大輔クン。』
『ええ、私の好きなように
抱かせてもらいます。』
『おお、構わん。
やりたいようにやってくれ。』
『ただ先生、
私は涼子を思い出したくありません。
涼子を模した真美ちゃんは
私を萎えさせるんですよ。』
亭主は片笑みを浮かべ、アゴを上げた。
『うまいな、キミ。ほほほ。』
『ほんとですよ。』
私の意図を読んだ亭主は頷いた。
『よかろう。真美、
こっちへ来なさい。』
申し訳なさそうにリビングに顔を出した真美に、亭主は声をかけた。
『明日、美容院に行きなさい。
もう涼子を映さなくていい。
自由にやりなさい。』