この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
異常性愛
第27章 業
真美に触れた現実を実感し、放尿しそうなほどの達成感が私の全身を支配した。
そのまましばらく真美を抱きしめ、気持ちが静まるのを待った。
普段なら、そのまま相手のあちこちに唇をぶつけ性器に手を伸ばすが、真美の無雑(むざつ)な美しさが私にそうさせなかった。
真美の頭と首を両手に抱え、じっくりと顔を見た。
ショーケースの宝石を手に取るような気分だった。
『真美ちゃん・・・いいのか?』
『大輔さんこそ・・・。
主人が無理強いしたせいで。』
『そうじゃないんだ。
我慢してたんだよ、ずっと。』
『私、嫌われてるのかと・・・
思ってました。』
『嫌わないよ。』
『よかった・・。』
『先生は?』