この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
異常性愛
第27章 業
口をついて言葉がこぼれる。
『・・・可愛いよ。』
『照れます。ふふっ。』
『こんなことになるなんてね。
僕は嬉しいけど。』
『私も。
前は弄ってもらっただけだから・・・。』
初めて真美と会った時、私は真美の性器を弄び、皆の前で破廉恥な水を噴き出させた。
あの時 涼子が現れなければ、私を優子ではなく、真美を獲得していたかもしれない。
優子との出会いには、それだけ意味があるという事だろう。
そう思うと、優子を私に引き合わせてくれた涼子に謝意が湧いた。
『そうだったね。
酷いことしたね。』
『そうですよ、弄られて
放ってかれたんですよ、私。』
『そうそう。
惜しいことした。』
『今日は私だけですね。』
『先生に許可貰ったからね。
好きにしていいって。
いいかい?』
少女のように澄み切った瞳を薄い瞼で覆うと、真美はツッとアゴを上げた。
眼を閉じて私の唇を待つ安らかな真美の面差しに、私は一瞬 眼が眩み、頭を振った。