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第27章 　業

背後のテーブルの天板を掴んで上体を支えた涼子は、狂ったように腰を振り、自らの性器を犯している。
あまりの激しさにテーブルが軋んでいた。

----（どうしたんだよ、涼子。）

私と涼子は、時々どちらかを疎ましくなることがあって、しばらく逢わない時期が何度かあった。
そんな時にディルドを私に見立て、逢えない辛さを紛らわしていたのだろうか。

涼子はテーブルに張りつけたディルドを膣に入れたまま、手にしていたディルドを床に立て、フェラチオを始めた。

ディルドに施される入念で猥褻なフェラチオ。
相貌を崩し、美しさからは掛け離れた形相に変わっていく。
鼻の下を伸ばし、目尻を垂らし、大脳の一部が損壊したかのように呆けた表情でディルドを頬張り、うんうん唸っている。