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異常性愛
第27章 業
真美のフェラチオが未熟だとはいえ、スクリーンからの刺激もあって陰茎は硬直したままだ。
奇しくもスクリーンの涼子と、真美は似たような体勢で同じことをしている。
私から顔がハッキリ見えない真美は、髪型からイメージを追えば涼子と重なる。
普段なら猛烈に興奮し、涼子を演じる真美の喉を潰すほどの射精をしたはずだろう。
それが、何も感じない。
快感が一切無い。
夕方、真美にこれを見せられた時、私は衝撃を受けた。
下腹部が痛くなるほど勃起した。
涼子本人が秘密にしたいはずのものを、本人の知らないところで見るという、下衆な興奮もあった。
ただ、それ以上の感情が今も湧いてこない。