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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
新井のところに保育園から連絡が入った。
りえがお迎えの時間になっても現れず
連絡をしても繋がらなかったからだ。

新井は慌ててりえに連絡をしたが繋がらず
ユウイチに連絡を入れてみた。

ユウイチは怪訝に思い
新井に子供の迎えを頼んだ。

仕事はまだあったが
ユウイチは現場に任せて
急いで事務所に戻る事にした。

何度も何度もりえの電話や事務所に電話をしてみたが
電話は出なかった。


事務所に着くと事務所は暗かった。

が…鍵は開いていた。

ドアを開けると部屋は台風が通過したかのように
荒れていた。

部屋を見渡すとりえが裸で床に倒れていた。

酷すぎる様で、ユウイチは上着を直ぐに脱ぎ
りえに掛けた。

りえが死んでしまっているのかと
恐る恐る手首で脈を診ると
遅いが動いていたので安心した。


「りえ、りえ。。可哀想なりえ。一体…」

りえの開いたままの脚からは
精液らしいものが垂れ
りえ顔はベタベタに汚れていた。

ユウイチは怒りが込み上げた。
怒りで震える手で救急車を呼んだ。

そして、毛布でりえを包み抱き抱えてながら
タクヤに電話をした。
タクヤは出なかった。

タクヤの自宅に電話をすると
タクヤの嫁が明るく出た。
後ろからは、孫が騒いでいる声がした。

タクヤはまだ帰宅していないとの事で
電話を切った。

「タクヤ…何故りえに固執する?何故幸せを自分で壊すんだ?」

ユウイチはタクヤに怒りが込み上げたが
不憫で可哀想なタクヤを憐れみ
自分を責めずにはいられなかった。


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