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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
りえは毎日が忙しかったが充実していた。

自分が誰かの為に生きるということがりえは嬉しかったのだった。

義父のユウイチ、元夫のタクヤ、子供達…
皆が生きていくうえで自分を必要とされているのが生き甲斐でもあったからだ。


タクヤの状態は大分良くなってきてた。
言葉にはなっていなかったが声も出せるようになり
笑顔も出るようになり
手も自分で動かせるようになった。
自分の意思を相手に伝えようとすることも出来るようになっていた。


「タクヤくん。今日はとってもいいお天気よ。」
タクヤは車椅子に乗り外を散歩できるまでに回復していた。

りえがタクヤに話しかけながら病院の外に出て散歩していた。
タクヤは穏やかに落ち着いていた。
りえもタクヤが嬉しそうにしてくれているのが嬉しかったのだった。

リハビリはかなり苦痛を伴い辛かったタクヤだが
りえに逢えることが嬉しく、りえが誉めてくれるのが嬉しく頑張れていたのだった。

病室に戻ると看護師が待っていて、タクヤは検査に出掛けた。
りえは、タクヤを病室で本を読みながら待っていた。

タクヤが病室に戻るとりえはタクヤのベッドの脇で椅子に座り眠っていた。
疲れているようで、タクヤが戻っても気付かずにいた。

タクヤは、看護師に起こさないように目で合図をし
そのまま病室から出ていって貰った。

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