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第5章 月への道を

誓いの言葉の後、誓いのキスをする為にりえのヴェールをあげたタクヤは、りえがあまりにも綺麗で驚いた。

「あ…ん…りえ、綺麗だ…あ…愛してるよ。りえ。」

りえに唇を近付け、りえにキスをした。
あまりにも愛しく感じ、りえに濃厚なキスをしてしまったのだった。

りえは困り顔をしたが、りえもタクヤへ溢れ出す気持ちでいっぱいになり濃厚なキスに応えていた。

あまりにも目の前で濃厚なキスをされ、神父は引いていた。
あまりに長い時間で、神父は、二人のキスは無視をして、次に進んだ。

神父の言葉が終わり、神父はタクヤの肩を叩き、気付かせた。
タクヤは一旦りえから離れ、もう一度軽くキスをした。

そして、手を挙げて喜んでいた。

そのままりえを抱き上げ、再度濃厚なキスをした。

子供たちはキャッキャッと二人の足元で跳ねていた。


その様子をツトムは教会の隅から眺め、幸せそうなりえを見て安心していた。

美しい人の幸せに満ちた笑顔は、世界で一番綺麗だと思った。