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Moon road〜月への道
第3章 結婚
みんなで母屋で朝ご飯を済ませ、
タクヤを送り出し、自室にりえは戻り、ネットで就職を探していた。
いくつか、会社をピックアップし、義父に相談をしようと、
義父の所在を確認の為に、事務所を覗いた。
義父はいるようだった。
テレビを見ているようだったので、事務所に向かった。
事務所のドアをノックしようとすると、TVの音声が聞こえてきた。
どうやら、先日の結婚式のビデオを義父は見ているようだ。
何度も同じ場面を繰り返し見ているようだった。
「お義父さん、入ります」
相談言い、ドアを開けると、ソファに座る義父の手前のテーブルにティッシュ箱と使われたティッシュがあり、
りえのアップの画像が流れていた。
胸元がアップされ、うなじもアップされ…
驚いた義父はティッシュを箱から取り出し、
鼻をかむ仕草をし、
「何度見ても泣けてしまうよ」
などと言った。
りえは、笑いながらテーブルのティッシュを片付けようとすると、ティッシュから鼻にツンとするあの臭いがした。
一瞬驚いたが、気づかない振りをして、ゴミ箱に捨てた。
就職の話を義父にすると、
式を挙げた教会から、来年度なパンフレットにモデルを頼まれたそうだ。
実はその話をりえにする前にビデオで式の様子を見ていたら、ムラムラとしてしまったのだ。
「りえちゃん、どうかな?」
「義父さんがよければ…」
ユウイチは嬉しくなった。
「また、りえちゃんの花嫁姿が見れるのか」
義父の嬉しそうな顔を見て、りえも嬉しかった。
ティッシュの件は思い過ごしだと自分のことが
可笑しく思えた。
タクヤを送り出し、自室にりえは戻り、ネットで就職を探していた。
いくつか、会社をピックアップし、義父に相談をしようと、
義父の所在を確認の為に、事務所を覗いた。
義父はいるようだった。
テレビを見ているようだったので、事務所に向かった。
事務所のドアをノックしようとすると、TVの音声が聞こえてきた。
どうやら、先日の結婚式のビデオを義父は見ているようだ。
何度も同じ場面を繰り返し見ているようだった。
「お義父さん、入ります」
相談言い、ドアを開けると、ソファに座る義父の手前のテーブルにティッシュ箱と使われたティッシュがあり、
りえのアップの画像が流れていた。
胸元がアップされ、うなじもアップされ…
驚いた義父はティッシュを箱から取り出し、
鼻をかむ仕草をし、
「何度見ても泣けてしまうよ」
などと言った。
りえは、笑いながらテーブルのティッシュを片付けようとすると、ティッシュから鼻にツンとするあの臭いがした。
一瞬驚いたが、気づかない振りをして、ゴミ箱に捨てた。
就職の話を義父にすると、
式を挙げた教会から、来年度なパンフレットにモデルを頼まれたそうだ。
実はその話をりえにする前にビデオで式の様子を見ていたら、ムラムラとしてしまったのだ。
「りえちゃん、どうかな?」
「義父さんがよければ…」
ユウイチは嬉しくなった。
「また、りえちゃんの花嫁姿が見れるのか」
義父の嬉しそうな顔を見て、りえも嬉しかった。
ティッシュの件は思い過ごしだと自分のことが
可笑しく思えた。