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マギカ☆フレグランス
第2章 指令【フィリムの目撃情報収集】
「今日メイラは私のいいなりなの。 わかった?」
「ううぅ」
不満そうなメイラの首筋に、キスを落とす。
ぴくっと震えるメイラの反応に、なんだかゾクゾクしてしまい、首筋への愛撫をキスだけでなく、舌を使って舐めたり、軽く吸ってみたりと色々試す。
そのたびに体を跳ねさせるメイラ。その姿がとても愛おしい。
今ならメイラがいつも言ってた「ゾクゾクしちゃう」の意味が分かる気がする。
「んはぁ、はぁ! るな! んぁ!」
「はむっ、ん、あむ」
すっかり抵抗しなくなって私になされるがままになってしまっているメイラにキスの雨を降らせながら、手をメイラのシャツのボタンに移動させる。
プチ、プチっと上から外されていくシャツ。でもメイラは私のキスに体を震わせるだけで一切の抵抗を見せない。
もしかして、メイラは隠れMなのかな?
「へへ……。ブラ、外しちゃうね」
シャツのボタンを外しきった私は、フロントホックのメイラのブラを外す。
水色でイルカの絵が薄く描かれているかわいらしいブラは、なんの抵抗もなく外れる。
ぷるんと、寝ころんでいてもお椀型を保っているきれいな胸が姿を現す。
「ま、まって! るな!」
両手で、胸を隠すメイラ。
その顔は真っ赤に染まって、完全に出来上がってしまった女の子の顔をしていた。
そんなメイラの両手を掴んで、メイラの頭の横に押し付ける。
軽いバンザイの形に押し付けられたメイラが、なんとか抵抗しようと腕に力を込めているのを脇に、私は自然に、口をメイラの耳元に寄せた。
そして、特に意識することもなく、今度は私がその魔法を口にした。
「御心緊縛【みこころしばり】」
瞬間、メイラの両手首に光の環が現れる。
目を丸くするメイラがかわいくて、一度頬にキスを落とす。
「え、どうして……」
「前にメイラにされたの思い出してさ。今の私ならできるかなって思ったの」
実際できたし、流石ルナちゃんって感じだ。
よし! 今度こそたっぷり!
手を首筋からゆっくり胸に向けて下していく。ゆっくり、ゆっくり……。
「るな……! まって、あぁあ! まって!」
「待たないよ」