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第6章 勘違い処女にも着床を願って生中出し！

俺は雪国から来た彼女を極力デートに誘った。

映画もそうだが、お洒落なバーから、並ばなきゃ食えないラーメン屋までと色々だ。


車も誘うたびにピカピカにワックスをかけてデート仕様に心がけた。


今日のアフターファイブはビアガーデンと言っても…大手デパートに設置された屋外のテラスだ。

デパート内のスーパーで大量に買ってきたビールやチューハイと惣菜を食べるだけの軽い飲み会のはずだった。


「オヌさんもたまには飲んでくださいよ」
※オヌ：主人公のあだ名。

「俺は酒は好かん…運転もあるしな」

俺は特別な日以外は酒を飲まない。
僅かだが、酒の影響でパフォーマンスも下がるのだ。

俺にとって酒はご褒美…であるべきだ。