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束縛彼氏 ヒイロ君
第3章 お出かけ。
しばらくしてヒイロ君がシャワーから
でてきた。
あれ?ミズキのヤツ俺のTシャツ着てるし。
「あっ、勝手にTシャツ借りちゃった!
私が着てきた服は夜に乾くしそしたら返すね」
ん?ミズキは服を洗濯したのか。
「さっき、洗面所にいたよな。」
「え?いないよ!?」
ミズキは何となく鼻歌を聞いてしまったことを
いけないような気がした。
だっていつもクールで俺様主義のヒイロ君の
あんなに機嫌のいい鼻歌……
可愛かったけど。
「こら。うそこけ。今、洗濯してるって言ったよな?俺の鼻歌聞いたんだろ?」
俺ってばミズキと一日一緒にいれる嬉しさから
つい、あんな上機嫌な鼻歌を……
「いや!あ、聞いたけどなんか機嫌いいなぁって!」
あたふたしてるミズキの顎をつかんで
キス。
「ふぇ……?」
突然のキスで驚くミズキ。
「いいか?今日一日一緒にいれるんだから
片時も俺の側を離れるなよ?」