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妄想短編
第2章 泣いてもいいですか?

「はああぁ…もお最悪だ」
川にバンバン石を放り投げ疲れた安田は
その場にへ垂れ込んでしまった。
「俺がなにしたんだよ、俺が…俺が…ぅぅ」
涙が止まらなかった
自分の何がいけなかった?
和美は最初から遊びのつもりだった?
いくら使った?バックにアクセサリー。
いくつ買ってやった?
俺が…馬鹿だったのか……
与えるばかりで満足してた
喜ぶ顔が嬉しくて…
「くそ!こんな事なら、一発くらいやらせとけよ!!」
スーツの袖で乱暴に涙を拭うと、安田はたち上がる。
その目には『復讐』の2文字しか映っていなかった
「覚えてろよ…和美。」

