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NEXT 【完結】
第12章 海とコンビニおでん
次の日、マサトシは昼過ぎに迎えに来た。

国産のスポーツカーで、走り屋達に人気の車種だ。

ドアを開けてみて乗り込むと、シートベルトはクロスするタイプだった。

もちろんミッション車だ。


「こんにちは。...え、大丈夫?」

稜は、あれからあまり眠れなかった。お酒も抜け切れておらず、体が重い。
そんな稜の様子に気づいたマサトシが聞いてきた。

「うん。ちょっと二日酔いかな」

約束した手前、当日キャンセルはまずいと思って連絡しなかった。

「...海行くのやめますか?」

「ううん。海見たい」

「じゃ、向かいますね。気持ちが悪くなったら言ってくださいね」

「ありがと。窓、ちょっと開けていい?」

冷たい風が心地よい。

海までは2時間弱といったところか。

恐らく今日は丁寧に運転してくれているのだろう。
ミッション車独特の振動に心地よく揺られていた。


「...さん、高崎さん」

何度か呼ばれてやっと気がついた。
すっかり眠ってしまったようだ。

「着きましたよ」

声のする方を見ると、そう言ってマサトシが車から降りてゆく。
前を見ると、海が広がっている。
慌てて稜も車から降りた。

「ごめんさい!寝ちゃってた!!」

マサトシは苦笑している。

そりゃ、そうだ。ほとんど最初から記憶はない。
ほぼ2時間爆睡していたことになる。

「いえ...」

「ごめんね。昨日、あんま寝てなくて...」

「...誘ったの迷惑でしたか」

「!そーゆーのじゃないから!えっと、お酒で胃がもやもやして、それでっ...」

「...」

「本当にごめんね」

「...いえ。眠れましたか?」

「すごく気持ちよかった。運転が上手いね」

少し照れたようにして、マサトシが先を歩く。

「こっち。カフェがあるんです」

海岸近くのそのカフェは、季節のいい時ならオープンテラスが気持ちがよさそうな、おしゃれなカフェだ。
さすがにこの時期は、テラスは閉めているようだ。
テラスに近い窓際の席に案内される。

テラスの向こうにキラキラ光る水面が広がる。

雲が多く少し風もきつかったが、天気はいいほうだ。

稜は、お店のオススメの洋梨のタルトとカフェラテを注文した。
マサトシは、紅茶のみだ。

「甘いものは、食べないの?」

「ええ。あんまり」
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