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NEXT 【完結】
第26章 溺れる

そういえば、スポーツジムでキャンペーンとかで試供品を貰ったスポーツドリンクがある。
普段スポーツドリンクを飲まないから、貰ってずっと放置している。
汗もかいたし、スポーツドリンクを飲むのがいいかもしれない。
「そこのペットボトル取って」
「ん、これ?これ飲むの??...常温だけどいいの?」
「うん」
体を起こして、3分の1ほどをゴクゴク飲む。
フタをしてベッド脇に置くと、また横になる。
「はぁ...」
羚汰も横になり、2人で布団の中に入る。
「落ち着いた?」
「ん...」
「...ハナシは戻るけどさ」
稜の髪を撫でながら、羚汰が思い出したように話し出す。
「ん...?」
「これから男に送ってもらうとかナシだからね。電話くれたら迎えに行くし」
そういえば、その話が流れてしまっていた。
「ホントは飲み会とかに男が来てるってダケでも嫌だけど、サスガにそれは我慢する。だから、せめて男2人で会うとかは絶対ナシ。送ってもらうだけでもナシ!相手が既婚者とか、彼女持ちでも、よぼよぼのおじーちゃんでもナシ!!」
確かに今回はちょっとウシロメタイところがあった。
逆に羚汰が女の子と2人で歩いてたりしたら、凄くショックだ。しかも、それを隠されたら。
稜は軽くぞっとした。
「...わかった」
「んで。今回のバツとして、次の女子会、俺迎えに行くから」
つないだ手にキスを落としながら、羚汰がニヤリと笑う。
「えっ!」
「トーゼンでしょ」
「...」
「何?ヤなの?俺が彼氏なの恥ずかしい?」
「羚汰だからとかじゃなくて、会社の人に彼氏なんて誰も紹介しないよ!」
「俺のバイト先の皆は、知ってるよ?」
「えっ!?」
「エンリコの講習会の時、デートしたいって大騒ぎして昼休み貰ったじゃん?だから、知ってるってゆーか、バレてるってのがホントだけどね」
「...あ」
「それから毎日、彼女が待ってるからって早く上がってるし」
「...早く上がってるの?」
「元々はバイトだから、社員さんに比べたら早いんだけど。前までは、俺が勝手に残って、手伝う代わりに教わったりとか、練習したりとかしてたんだ。ま、それをしなくなっただけなんだけど」
普段スポーツドリンクを飲まないから、貰ってずっと放置している。
汗もかいたし、スポーツドリンクを飲むのがいいかもしれない。
「そこのペットボトル取って」
「ん、これ?これ飲むの??...常温だけどいいの?」
「うん」
体を起こして、3分の1ほどをゴクゴク飲む。
フタをしてベッド脇に置くと、また横になる。
「はぁ...」
羚汰も横になり、2人で布団の中に入る。
「落ち着いた?」
「ん...」
「...ハナシは戻るけどさ」
稜の髪を撫でながら、羚汰が思い出したように話し出す。
「ん...?」
「これから男に送ってもらうとかナシだからね。電話くれたら迎えに行くし」
そういえば、その話が流れてしまっていた。
「ホントは飲み会とかに男が来てるってダケでも嫌だけど、サスガにそれは我慢する。だから、せめて男2人で会うとかは絶対ナシ。送ってもらうだけでもナシ!相手が既婚者とか、彼女持ちでも、よぼよぼのおじーちゃんでもナシ!!」
確かに今回はちょっとウシロメタイところがあった。
逆に羚汰が女の子と2人で歩いてたりしたら、凄くショックだ。しかも、それを隠されたら。
稜は軽くぞっとした。
「...わかった」
「んで。今回のバツとして、次の女子会、俺迎えに行くから」
つないだ手にキスを落としながら、羚汰がニヤリと笑う。
「えっ!」
「トーゼンでしょ」
「...」
「何?ヤなの?俺が彼氏なの恥ずかしい?」
「羚汰だからとかじゃなくて、会社の人に彼氏なんて誰も紹介しないよ!」
「俺のバイト先の皆は、知ってるよ?」
「えっ!?」
「エンリコの講習会の時、デートしたいって大騒ぎして昼休み貰ったじゃん?だから、知ってるってゆーか、バレてるってのがホントだけどね」
「...あ」
「それから毎日、彼女が待ってるからって早く上がってるし」
「...早く上がってるの?」
「元々はバイトだから、社員さんに比べたら早いんだけど。前までは、俺が勝手に残って、手伝う代わりに教わったりとか、練習したりとかしてたんだ。ま、それをしなくなっただけなんだけど」

