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NEXT 【完結】
第4章 夢

どのくらい経ったのだろうか。
時間はそんなに経っていない筈だが、隣の部屋もすっかり静かになっていた。
静まり返った薄暗がりの中、自分の荒い息遣いが聞こえる。
心臓の音が、どくどくゆっていて、当分静まりそうにない。
全身から吹き出た汗と、あの場所から滴ったモノで、ルームウェアとシーツがしっとり濡れている。
とりあえず、ルームウェアだけでも着替えよう。
体を起こして、ベッドの近くにある小さなランプのスイッチを手探りでつける。
服を脱ぎながら立ち上がり、洗濯機のある場所に向かう。よらめきながら歩いていると、段々稜の頭がクリアになってゆく。
クリアになってゆくと同時に、稜は激しい自己嫌悪におそわれた。
....どうしちゃってたんだろ。
あんな風に自分を慰めたことはなかった。
しかも、隣から聞こえた他人の情事を利用してー。
羞恥心でいっぱいになる。
...そうよ。夢!夢が、悪いのよ。
そして、夢を見たのは日曜日の朝のあの出来事のセイ。
夢の中で、深く交わりながら、リョウは“目を見てー”と囁いたー。
軽く身震いがした。
夢の中ではあったが、あの匂いたつような色香が、鮮明に思い出された。
稜は、深く考えまいと、素早く全身を着替え、洗濯機に脱いだ服を投げるように押し込んだ。
時間はそんなに経っていない筈だが、隣の部屋もすっかり静かになっていた。
静まり返った薄暗がりの中、自分の荒い息遣いが聞こえる。
心臓の音が、どくどくゆっていて、当分静まりそうにない。
全身から吹き出た汗と、あの場所から滴ったモノで、ルームウェアとシーツがしっとり濡れている。
とりあえず、ルームウェアだけでも着替えよう。
体を起こして、ベッドの近くにある小さなランプのスイッチを手探りでつける。
服を脱ぎながら立ち上がり、洗濯機のある場所に向かう。よらめきながら歩いていると、段々稜の頭がクリアになってゆく。
クリアになってゆくと同時に、稜は激しい自己嫌悪におそわれた。
....どうしちゃってたんだろ。
あんな風に自分を慰めたことはなかった。
しかも、隣から聞こえた他人の情事を利用してー。
羞恥心でいっぱいになる。
...そうよ。夢!夢が、悪いのよ。
そして、夢を見たのは日曜日の朝のあの出来事のセイ。
夢の中で、深く交わりながら、リョウは“目を見てー”と囁いたー。
軽く身震いがした。
夢の中ではあったが、あの匂いたつような色香が、鮮明に思い出された。
稜は、深く考えまいと、素早く全身を着替え、洗濯機に脱いだ服を投げるように押し込んだ。

