この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
NEXT 【完結】
第46章 Difference

風呂上りにあまりにも眠気が襲ってきて、羚汰が帰ってくるまで一眠り...と思っていたら、いつのまにか爆睡していたらしい。
ふと気づくと、羚汰が布団に入ってきていて、後ろからぎゅっと抱きしめられたのに気づく。
「あ、おかえり...ごめん寝ちゃってた」
部屋も真っ暗になっている。
体をひねって羚汰の方を向こうにも、体が重くて思うようにいかない。
「んー。いいよ。寝てて?」
「...忙しかった?」
はっきりした時間はわからないが、きっと深夜遅いと思われた。
稜が、体に回された手を探して、指を絡めてつなぐ。
羚汰は足先を絡めてきている。
この密着感がとても居心地がいい。
「うん。ちょー忙しかった。本店からマネージャー来ててさー。終わってからのミーティングもちょー長くって。ホント疲れた~」
そう言いながら羚汰が欠伸をしている。
つられて稜も欠伸が出る。
2人でふふっと笑う。
「昨日って言うか、今朝?ほとんど寝てないもんね~」
そう言いながら、稜の頭に顔を摺り寄せキスをする。
「...っ」
何て言っていいかわからずに黙ったままでいると、羚汰が体を少し起こして、稜の顔を至近距離で覗きこむ。
「なーに思い出してるの?稜ったらスケベ~」
「違っ、そんなんじゃっ...」
振り返ったところを、羚汰の唇で塞がれる。
「んっ...」
唇と舌がちょっとだけ触れる優しいキス。
ふっと羚汰が笑う。
「今日はもう寝よ。明日またシようね?」
そう言ってまた稜に絡まるようにして、横になる。
「...おやすみ」
「おやすみ」
よっぽど疲れているのか、また羚汰は欠伸をして、それからすぐ規則的な寝息が聞こえてきた。
その寝息を聞きながら、稜もすぐ深い眠りについた。
目が覚めると、部屋はまだ薄明るかった。
ぐっすり眠れてスッキリ目が覚めた。
寝返りを打つと、羚汰のキレイな顔が至近距離にあって、今更ながらもドキリとする。
疲れているのか、それとも夢でも見ていてその中で考え事でもしているのか、眉間に少しだけ皺が入っている。
寝息は普通にしているようなので、安心する。
手を伸ばしてその眉間にそっと触れる。
途端に羚汰がふふっと笑う。
稜はびっくりして、手をとめる。
羚汰が起きた様子はない。
夢を見ているのだろう。
ふと気づくと、羚汰が布団に入ってきていて、後ろからぎゅっと抱きしめられたのに気づく。
「あ、おかえり...ごめん寝ちゃってた」
部屋も真っ暗になっている。
体をひねって羚汰の方を向こうにも、体が重くて思うようにいかない。
「んー。いいよ。寝てて?」
「...忙しかった?」
はっきりした時間はわからないが、きっと深夜遅いと思われた。
稜が、体に回された手を探して、指を絡めてつなぐ。
羚汰は足先を絡めてきている。
この密着感がとても居心地がいい。
「うん。ちょー忙しかった。本店からマネージャー来ててさー。終わってからのミーティングもちょー長くって。ホント疲れた~」
そう言いながら羚汰が欠伸をしている。
つられて稜も欠伸が出る。
2人でふふっと笑う。
「昨日って言うか、今朝?ほとんど寝てないもんね~」
そう言いながら、稜の頭に顔を摺り寄せキスをする。
「...っ」
何て言っていいかわからずに黙ったままでいると、羚汰が体を少し起こして、稜の顔を至近距離で覗きこむ。
「なーに思い出してるの?稜ったらスケベ~」
「違っ、そんなんじゃっ...」
振り返ったところを、羚汰の唇で塞がれる。
「んっ...」
唇と舌がちょっとだけ触れる優しいキス。
ふっと羚汰が笑う。
「今日はもう寝よ。明日またシようね?」
そう言ってまた稜に絡まるようにして、横になる。
「...おやすみ」
「おやすみ」
よっぽど疲れているのか、また羚汰は欠伸をして、それからすぐ規則的な寝息が聞こえてきた。
その寝息を聞きながら、稜もすぐ深い眠りについた。
目が覚めると、部屋はまだ薄明るかった。
ぐっすり眠れてスッキリ目が覚めた。
寝返りを打つと、羚汰のキレイな顔が至近距離にあって、今更ながらもドキリとする。
疲れているのか、それとも夢でも見ていてその中で考え事でもしているのか、眉間に少しだけ皺が入っている。
寝息は普通にしているようなので、安心する。
手を伸ばしてその眉間にそっと触れる。
途端に羚汰がふふっと笑う。
稜はびっくりして、手をとめる。
羚汰が起きた様子はない。
夢を見ているのだろう。

