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第1章 待ち合わせ

こういうとき、お行儀よく、テレビの子役みたいに明るく話すよう、厳しく調教されてる。ヤバいことしてる人たちに見えないように。真面目な先生と、模範的な子どもに見えるよう、演じるのが決まり。

ご主人様以外の人と"演じた"の、わたしは初めてだったけど、これなら絶対バレない、って思った。いい子にしか見えない。

そう、わたしは……わたしたちは……実際、いい子なんだと思う。たくさん勉強してるし、成績いいし、だから、こんなふうに、友達ん家に泊まるよって親に嘘言って、秘密の旅行できるんだ。たぶん、あやのちゃんも同じ。


「こちらです」


ジャージおじさんが部屋のドアを開けた。

わたしたちは、これから秘密のパーティをはじめる。先生たち……ご主人様たちと、奴隷の女の子たちとの、１泊２日の乱交パーティ。ずっと、楽しみにしてた、わたしにとって、初めてのパーティ。