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続わたしを診て
第1章 招待
彼は考えた。
自分はどうしたら満足できるだろう。
そうしたら、真っ先に瞳子の顔が浮かんだのである。
彼女のことを考えると、
春夜は胸がざわめくのを感じた。
壊れやすいガラス細工を、
壊れないよう掌にそっと握っているような危うさと、
それを握り潰してしまいたいという、
相反する暴力的な感情が入り混じっている。
彼女を守り、健やかさを取り戻してあげたいと思う一方、
瞳子の体を自分だけで独占し、
めちゃくちゃに乱れさせてやりたい衝動が混在しているのだ。