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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第42章 エピローグ
周くんは溜め息を吐いた。
「綾希さん、本当に母さんみたいな人が相手でよかったのかな」
私はにっこりと微笑んだ。
この前珍しく酔っぱらっているアヤ兄から、いろいろと聞き出したばかりだったからだ。
「アヤ兄、歌子さんが初恋の相手なんだって。いつもはキリッとして気が強そうなのに、赤ん坊の周くんを抱っこすると優しそうになるところが好きになったんだって言ってたよ。アヤ兄は、最初から周くん込みで歌子さんが大好きなんだよ」
「そっか、俺も込みでか……」
周くんは照れたように頬をかく。
「綾希さん、本当に母さんみたいな人が相手でよかったのかな」
私はにっこりと微笑んだ。
この前珍しく酔っぱらっているアヤ兄から、いろいろと聞き出したばかりだったからだ。
「アヤ兄、歌子さんが初恋の相手なんだって。いつもはキリッとして気が強そうなのに、赤ん坊の周くんを抱っこすると優しそうになるところが好きになったんだって言ってたよ。アヤ兄は、最初から周くん込みで歌子さんが大好きなんだよ」
「そっか、俺も込みでか……」
周くんは照れたように頬をかく。