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私と絵のぐと
第7章 距離と体温
「優瑠を食べちゃおうっか?」

「へ…??」

「………なーんて…な?さ、冷めないうちに食おう。」

私のドキドキを返して下さい。

「「いただきます。」」

二人向かいあって朝食をとる。

こんな姿は付き合ってるみたいだよ…。
瑠晴の反応が気になって、チラッと見る。

「うまい!…つーかこんな温かい朝食久しぶり…。」

「そっか!よかった!けど…彼女に作ってもらったりしないの??」

私は、探ってみたくなったので、それらしいことを聞いてみる。

「んー。俺に彼女居ると思うの?」

「……うん。」

「ふーん。彼女いねーけど。彼女とか面倒だろ。」

え…?面倒?
んじゃあ、セフレならいるってこと?

「そっか!女一人に振り回されるイメージないもんね!」

「そーか?俺だって本気になる時はなるぞ?」

「本気になる人って、どんな女の人か見てみたいな!」

「……出来た時にな。」

ーズキンっ!ー

どうしよう…。
心が痛い。
私は、瑠晴に心惹かれてるんだ。

こんな気持ちで今夜一緒に出かけられない…。

「瑠晴…やっぱり今日家に帰っていいかな…?」

「あー。行かないの?」

「うん。やっぱり行くなら満月がいいじゃない?」

とっさについた嘘だった。

「別にかまわねーよ。」

あっさり了承されてしまった。
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