この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私と絵のぐと
第12章 幸福と恐怖
「すごい…!!」
「クス…っ。すげー綺麗。」
ドレスに着替え、瑠晴にメイクをしてもらった。
自分でメイクをするより、断然綺麗で品のある仕上がりだった。
「メイクも出来るんですね…!!」
「まぁ少し。女っていくらでも綺麗になれんだよ。」
恍惚とした眼差しにドキっとする。
「こんなに…綺麗にしてもらって……ありがとう。」
「とんでもない。それじゃあ行こうか。」
手を引かれ舞台袖へと連れて行かれた。
私たち二人を見る眼差しは、うっとりとしている人もいれば真逆な人もたくさんいた。
シルエットのみの出演なので、目の前には真っ白で大きな布がある。
「はぁー。」
シルエットだけなのに、緊張を隠せない。
『今回は、ある女性を描いた作品を公開します。
……それでは…ご覧ください。』
瑠晴の声と描かれた絵に会場中が一気に熱くなる。
私の気持ちもどんどん熱くなってくる。
『…今日は、モデルの女性にも来ていただいております。』
ーバン!ー
私にあたるライトの強さにクラクラした。
その後のことは、あまりよく覚えていない。
無事に発表会は終了した。
「お疲れ様でしたー!」
行き交う人全員に声を掛けられる。
「お疲れ様でした。」
控え室に向かうよう言われていたが、場所がいまいちよくわからない。
「ここかな…?」
ーガチャー
「クス…っ。すげー綺麗。」
ドレスに着替え、瑠晴にメイクをしてもらった。
自分でメイクをするより、断然綺麗で品のある仕上がりだった。
「メイクも出来るんですね…!!」
「まぁ少し。女っていくらでも綺麗になれんだよ。」
恍惚とした眼差しにドキっとする。
「こんなに…綺麗にしてもらって……ありがとう。」
「とんでもない。それじゃあ行こうか。」
手を引かれ舞台袖へと連れて行かれた。
私たち二人を見る眼差しは、うっとりとしている人もいれば真逆な人もたくさんいた。
シルエットのみの出演なので、目の前には真っ白で大きな布がある。
「はぁー。」
シルエットだけなのに、緊張を隠せない。
『今回は、ある女性を描いた作品を公開します。
……それでは…ご覧ください。』
瑠晴の声と描かれた絵に会場中が一気に熱くなる。
私の気持ちもどんどん熱くなってくる。
『…今日は、モデルの女性にも来ていただいております。』
ーバン!ー
私にあたるライトの強さにクラクラした。
その後のことは、あまりよく覚えていない。
無事に発表会は終了した。
「お疲れ様でしたー!」
行き交う人全員に声を掛けられる。
「お疲れ様でした。」
控え室に向かうよう言われていたが、場所がいまいちよくわからない。
「ここかな…?」
ーガチャー