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練愛
第1章 相談
「な!な!な!な!な!お!お前!顔がちけーよ!!!」
赤くなったのを隠すように顔の前で腕を振る
「ごめん…だって日向くん、口開けっ放しで固まってたから…」
「そ!そんな事ねーよ!ちゃんと聞いてたよ!…彼女が……できたんだろ?」
少し寂しそうに遠くを見つめた
「日向くんは、今までいっぱい彼女居たよね?今でもいっぱい居る?」
「お前…人聞き悪いこと言うなよ」
「え?」
「いっぱいなんて居ねーよ、てか彼女なんて出来たことねーし」
「……あれ?じゃあ、あの子達は?」
いつも学校の外で会う日向は
必ずと言っていいほど
女の子と一緒に居た
「あれは…ただの≪友達≫だ!」
日向の言う『友達』とは、多分『ヤリ友』の事だろうが 飛鳥には通じない。
「あ!そっか!日向くんって誰とでも仲いいもんね♪」
純粋で無知な飛鳥の笑顔が日向の良心を痛める
「そ…そうだ!ただの≪友達≫だ!」
「ねぇ、女の子って…どこに連れてってあげれば喜ぶかな?日向くんはいつもどこに行くの?」
キラキラした瞳で日向を見つめる
―ど…どこって言われても…俺はいつも―
そう、日向が女の子と行く場所なんてホテル以外無い
しかし、この飛鳥にそんな事を言う訳にも行かず日向は困った
赤くなったのを隠すように顔の前で腕を振る
「ごめん…だって日向くん、口開けっ放しで固まってたから…」
「そ!そんな事ねーよ!ちゃんと聞いてたよ!…彼女が……できたんだろ?」
少し寂しそうに遠くを見つめた
「日向くんは、今までいっぱい彼女居たよね?今でもいっぱい居る?」
「お前…人聞き悪いこと言うなよ」
「え?」
「いっぱいなんて居ねーよ、てか彼女なんて出来たことねーし」
「……あれ?じゃあ、あの子達は?」
いつも学校の外で会う日向は
必ずと言っていいほど
女の子と一緒に居た
「あれは…ただの≪友達≫だ!」
日向の言う『友達』とは、多分『ヤリ友』の事だろうが 飛鳥には通じない。
「あ!そっか!日向くんって誰とでも仲いいもんね♪」
純粋で無知な飛鳥の笑顔が日向の良心を痛める
「そ…そうだ!ただの≪友達≫だ!」
「ねぇ、女の子って…どこに連れてってあげれば喜ぶかな?日向くんはいつもどこに行くの?」
キラキラした瞳で日向を見つめる
―ど…どこって言われても…俺はいつも―
そう、日向が女の子と行く場所なんてホテル以外無い
しかし、この飛鳥にそんな事を言う訳にも行かず日向は困った